営業戦略について・21

実際の営業にもそういうことが必要で、必ず、警戒心を解くトークが必要になるのですが、そのトークができない人がほとんどになります。そういう人は三流とは言わないまでも二流止まりになります。こういうトークができるようになるのには、最初からできるわけでもなく、経験値によって磨かれるものになります。

顧客が何に警戒をしているのかを見抜き、それに対して、どう対応をするデータが圧倒的に足りない方には商品やサービスは売れません。必ず、こういうケースのときには、こう言えばいい、という経験値によって、出る言葉が違うものなのです。一流のセールスというのはそういう言葉を瞬時に選ぶものです。

 
壁を低くするとは、顧客が何に警戒をもっているのかの察知能力の問題であり、この警戒心に常に関心をもっているセールスというのは、お客さまと対面でお話をしたときにほとんど成約率が100パーセント近くになるものなのです。


営業セミナー