営業戦略について・22
■営業戦略とは?
営業戦略などという難しい言葉を使っていますが、要するにあなたを優秀なセールスにするための話になります。これを会社や、法人に置き換えても十分にお釣りのくる話になると思います。
先ず、自社で商品やサービスを開発している場合には、その必要はありませんが、営業として雇われる場合には覚悟が必要なものです。なぜなら、営業というのはナンパと同じように基本的に断られて当たり前のものです。
自社で開発した商品やサービスの場合には、その商品が世の中の役に立たないと思って世に出さないのが普通であって、それが役に立つと信じるからその商品を売り込もうとするのです。
ですから、断れても、断れても、何度でもチャレンジすることができるのです。
なぜなら、自分がそれが世の中に必要と感じているからです。
しかし、雇用される立場の人たちは、その熱意はその開発者よりは格段に低く、断れることに恐怖を感じるものです。
ちょうど、就職試験の不採用の通知によって、人生を否定されるような気分になるものです。
それと営業は同じことであって、営業にはそれなりの覚悟がないと勤めあげることはできないと思います。
なぜなら、断れる度に、自分の人生を否定されるような感覚に陥るからです。
そんなことをありがたく受け入れる人は滅多にいなく、その断られることを凌駕する目的を持たなくてはなかなか、受け入れることはできません。
つまり、雇用される人間はきちんと明確に自分がこの仕事をやるべき理由をもつ、ということを覚悟とこの文章ではいうのです。